078-784-1701

兵庫県神戸市垂水区清水が丘3丁目1ー5
「舞子駅からバス『西岡橋』下車徒歩1分」
「P17台あり」

循環器内科

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こんな症状があるかたは受診してください

循環器内科画像
  • 歩くと胸が締めつけられるような痛みがある
  • 動悸がする
  • 脈の乱れを感じる
  • 歩くと息切れする
  • 足がむくむ
  • 聴診や心電図で異常を指摘された
  • 歩くと足が重痛くなる

循環器との関連する症状

  • 高血圧
  • 狭心症・心筋梗塞
  • 心不全
  • 不整脈
  • 大動脈瘤・大動脈解離
  • 下肢閉塞性動脈硬化症
  • 深部静脈血栓症・肺塞栓症

まずは、非常に良く耳にする「高血圧」です。血圧が正常より高い状態が持続することです。肥満、塩分やアルコールの摂りすぎ、タバコの影響などで、血圧が上昇します。また、高血圧は年齢を重ねることでも発症しやすくなります。知らない間に血圧が高くなっていることがあり、心臓病や脳卒中などの怖い病気のリスクとなります。血圧をさげるためには、薬だけではなくまずは生活習慣を見直すことが重要です。毎日の生活で、どのようなことに気をつける必要があるのか、血圧の薬ってどのようなものがあるのかなどご紹介します。
天皇陛下が狭心症でバイパス手術を受けられたため、「狭心症」という病名を聞いたことのある方は多いと思います。心臓は全身に血液を循環させるためのポンプとして働いている臓器です。心臓が動けるのは、心臓の周りを”つた” のように走行している冠状動脈という血管が心臓に血液を供給しているからです。その心臓の血管が動脈硬化で細くなり、心臓への血流が少なくなってしまうのが狭心症です。坂道を上がるなどの運動で胸が痛くなる病気です。また、冠動脈が突然詰まってしまうのが心筋梗塞です。この病気は、命に関わる非常に怖い病気です。芸能人がこの病気で亡くなったという報道が過去にありましたし、心筋梗塞も良く耳にする病気だと思います。狭心症も心筋梗塞も、動脈硬化の病気です。動脈硬化が進まないようにするには、血圧やコレステロール、禁煙や糖尿病の管理が重要となってきます。

心筋梗塞・狭心症

心筋梗塞や狭心症は、心臓に酸素や栄養を供給する血管が細くなったりつまったりする病気です。胸が締めつけられるように痛むことが特徴です。歩くと胸が痛くなるような場合は狭心症が疑われますので、一度受診をお勧めします。

心筋梗塞が原因で亡くなる方は多く、また狭心症でカテーテル手術やバイパス手術を受けたということを耳にすることも多いと思います。天皇陛下も狭心症でバイパス手術を受けられましたよね。
日本人の死因は下のように報告されています。悪性新生物(ガン)に次いで、心疾患が死因の第2位となっています。特に心筋梗塞もその中に含まれ、命に関わる非常に重篤な病気です。心筋梗塞で毎年4万人程度の方が亡くなられていると報告されています。
狭心症や心筋梗塞を理解するために、まずヒトの心臓について説明したいと思います。
心臓は左胸にある、”こぶし” くらいの大きさの臓器です。全身に血液を巡らせるためのポンプで、1日約10万回も拍動しています。心臓が動き続けることができるように、心臓の筋肉に血液を供給する血管は、「冠状動脈」と言います。冠状動脈は、心臓のまわりを走行しています。この血管が動脈硬化で血液の流れが悪くなり、心臓が酸素不足となり胸が痛くなるのが 狭心症 という病気です。また冠状動脈が突然つまってしまうのが 急性心筋梗塞 という病気です。

 

症状は、”胸痛” が典型的なものです。しかし、人によって症状は様々です。背中が痛い、肩が痛い、歯が浮くような感じがするなどです。
狭心症の症状は、階段や坂道で心臓に負担がかかったときに出現するのが典型的です。身体を動かすと全身の筋肉が沢山の酸素を消費するので、心臓が送らないといけない血流が増加します。その際、心臓の筋肉も沢山の酸素が必要となります。つまり、運動時に冠動脈に多くの血液が流れ、そのときに細くなった血管が血流障害を起こすのです。ゆっくり休んでいるときは、そこまでたくさんの血液が冠動脈を流れないので血管が細くても血流障害が生じにくいのです。狭心症の症状は、運動時に胸が圧迫されしばらく休むと徐々に改善していきます。
急性心筋梗塞の症状も、左の胸が締め付けられる、圧迫されるような胸痛、背中の痛み、肩の痛みなど様々です。狭心症と違うのは、動いていないときにでも胸痛が出現し、休んでいても症状が改善しないということです。狭心症とは違い、冠状動脈が詰まってしまう病気ですので、時間とともに心臓の筋肉のダメージが進んでいきます(心臓の筋肉が壊死していきます)。
急性心筋梗塞や、リスクが高い狭心症(胸痛を自覚する回数が多くなる、持続する時間が長くなっている、安静にしているのに胸痛が出現する)は、緊急性があるためすぐに救急車を呼んで病院を受診する必要があります。心臓が酸素不足になると、心臓が止まってしまうような危ない不整脈が出現するリスクがあります。いわゆる昔の ”ぽっくり病” の一つではないかと思います。急性心筋梗塞は、早くカテーテルなどで処置することで心臓のダメージを少なくすることができます。放っておくと、心臓の障害が進行し心臓の機能を大きく低下させてしまうことになる可能性があります。

持続する胸痛を自覚したら、すぐに救急車を呼びましょう!!!心筋梗塞以外にも、大動脈解離や肺塞栓などの命に関わる危険な病気である可能性も否定できません。

狭心症も心筋梗塞も心臓の冠動脈が動脈硬化を起こすことが原因で起こります。動脈硬化を進めないように、高血圧、コレステロール、糖尿病、タバコなど改善できることはなるべく改善していきたいものです。

心不全

心不全で亡くなったという話を聞くことがあると思います。心疾患は日本人の死因の約15%で、癌に次いで2番目に多いと報告されています。最近でも芸能人の方が、急性心不全でなくなったと報道がありました。
『心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。』と定義されています。原因は色々ありますが、心臓のポンプ機能が上手く働かなくなった状態です。

症状としては

  • 今まで平気でできていたことをすると息が切れる
  • 体重が急に増える(2−3日で数Kgと早いペースで)
  • むくみがでる(靴下の跡がつく、まぶたの上がはれるなど)
  • 夜に寝ていると咳が出たり、苦しくて横になれない
  • 血圧が急に高くなったり、逆に下がったりする

などの症状が典型的です。では、なぜ心不全になるのでしょうか?本来、心臓は予備力が大きく負荷がかかっても心不全にはなりません。狭心症や心筋梗塞で心臓のポンプ機能が低下する、心臓の弁の異常、心臓の筋肉が弱くなる心筋症、高血圧による心肥大、急激な血圧上昇などいろいろな理由が挙げられます。
心不全の症状が疑われる場合は早めの受診をお勧めします。急激に呼吸が苦しくなる場合は救急車の要請が必要です。
心不全にならないようにするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?心不全はある程度は予防ができる病気です。

  • 毎日、決まったタイミングで体重をチェックする
  • 血圧、脈拍をチェックする
  • 足の浮腫がないかチェックする
  • 塩分を控えめにする

心不全で治療を受けた方に関しては

  • 薬を飲み忘れないようにする
  • 水分を摂りすぎないようにする
  • 身体を動かしすぎやストレスに注意する

心不全は悪化すると命に関わることもあり、また心不全が悪くなることを繰り返すと徐々に心不全が悪くなり命を縮めてしまうことになります。心不全を正しく理解して、上手く付き合っていく必要がありますね。

「今まで問題なく歩くことができていた道が、最近は息切れするようになった」「足のむくみが気になるようになった」「夜に息苦しさを感じるようになった」などの症状は心不全が疑われます。レントゲン・心電図・エコー・採血などの検査が勧められます。

不整脈

不整脈は、いろいろな種類のものがあります。経過をみても大丈夫な不整脈から、治療をしないとリスクの高い不整脈まで様々です。不整脈の診断には心電図やホルター心電図などの検査が有効です。動悸・脈の乱れを自覚する場合は一度ご相談ください。

不整脈には様々なものがありますが、不整脈の種類によって治療法が違います。「心房細動」という不整脈は心臓に血栓ができて、それが脳の血管に行くと脳梗塞を引き起こすリスクがあります。そのため、血液が固まりにくくする薬を内服する必要があります。「期外収縮」という不整脈は、ほとんど問題は起こさないので治療する必要はありません。ただ、自覚症状が強い場合はお薬を開始することもあります。「発作性上室性頻拍」は、急に脈拍数が早くなる不整脈で若い方にも見られる不整脈です。お薬で治療することもありますが、カテーテルアブレーション治療という選択肢もあります。ご高齢の方に多い不整脈として、脈が遅くなる洞不全症候群や房室ブロックという不整脈があります。目の前が急に真っ暗になって、場合によっては意識が無くなってしまうことがあります。他の症状としては、歩いたり階段を上がったりするときに息がしんどいという症状を自覚することもあります。血圧を測定すると脈拍数が表示されますが、脈が遅いときには不整脈である可能性がありますので受診を検討してください。不整脈はいつ起こるか分からないため、不安に思われる患者様が多くいらっしゃいます。
現在、カテーテルアブレーション治療が発達し、様々な不整脈を治療することができるようになっています。まずは、不整脈を診断するために心電図やホルター心電図を行い、診断がつけばその後の治療方針を説明させていただきます。必要であると考えられる際にはアブレーションができる施設へ紹介させていただきます。

足の動脈・歩行がつらい

「歩いていると徐々に足が重く痛くなり、しばらく休むと楽になる」ような症状は、足の動脈が細くなる病気が疑われます。ABIという、簡便な検査を行うことで足の血流が問題ないかを確認することができます。

当院では循環器疾患を診断するための医療機器を導入しております。心配な症状のある方はお気軽に受診してください。

まつもとクリニック

クリニック名
まつもとクリニック(旧 新垣クリニック)
院長
松本 卓也
(日本内科学会総合内科専門医・日本循環器学会循環器専門医)
診療科目
内科・循環器内科・人工透析
住所
兵庫県神戸市垂水区清水が丘3丁目1ー5
TEL
078-784-1701

オンライン診療

再診の方のみ、予約から受診、支払いまでをインターネットを使い、ご自宅等でご利用いただけます。

ネット予約はこちらから
一般診療時間 日・祝
10:00~12:00
16:00~19:00
透析診療時間 日・祝
8:30~14:00
15:00~22:30
車でのアクセス

車でのアクセス

<第二神明道路 高丸インターから約4分>
高丸インターを右折
高丸西交差点を左折
多聞町大門 交差点を左折
直進 約300m 右側に見えてくる寿司屋の横です。

<明石市方面(国道2号線)より約15分>
県道487号から垂水警察署 明舞交番を右折
舞子多聞線を左折
直進 約300m 左側に見えてくる寿司屋の横です。

駐車場あり 17台

電車・バスでのアクセス

電車・バスでのアクセス

<JR神戸線 舞子駅 からバスをご利用ください>
「52番:朝霧駅行き」
「53・54番:学園都市駅行き」
「191番:掖済会病院行き」
に乗車し、「西岡橋」で下車。徒歩1分程度です。