078-784-1701

兵庫県神戸市垂水区清水が丘3丁目1ー5
「舞子駅からバス『西岡橋』下車徒歩1分」
「P17台あり」

糖尿病

糖尿病

糖尿病って?

糖尿病画像

糖尿病とは、血糖値(血液中の糖分)が高くなる病気です。血糖値が高くなると、尿にも糖分が出るようになることから「糖尿病」という名前がついています。糖尿病の症状は、喉が乾いてたくさん水分をとって、たくさん尿が出る(多飲多尿)を認めることもありますが、中にはそのような症状が全くでない方、痩せが進行する方などもいます。検診の尿検査や採血を行なって偶然発見されることもよくあります。糖尿病が恐ろしいのは、自覚症状がないまま気がつけば失明したり、腎臓が悪くなって透析が必要になったり、血管の動脈硬化が進行してしまったりすることです。逆に、糖尿病を早期に発見してしっかり治療することで、怖い病気を予防することができます。生活習慣病が不安な方、検診で血糖値の上昇を指摘された方などは、一度しっかり検査をうけることが勧められます。

なぜ糖尿病になるの?

食事を摂ると血液中に糖分が取り込まれ、血糖値が上昇します。血糖は、身体の様々な細胞に取り込まれてエネルギーとして利用されます。糖分が血液から細胞に移動する時に必要なのが、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンです。糖尿病は、このインスリンが上手く働くことができないことから血糖値が上昇する病気です。インスリンの働きが低下する原因は、インスリンの分泌が低下すること・インスリンは分泌されていても運動不足や内臓脂肪により上手く機能しなくなることが挙げられます。

糖尿病には「1型糖尿病」と「2型糖尿病」の2種類あります。1型糖尿病の原因は、まだしっかりとは特定されていません。免疫の異常によりインスリンを分泌する細胞が破壊され、インスリンが分泌されなくなることで糖尿病になります。比較的若い年齢で発症することが多いです。

糖尿病の90%以上である2型糖尿病は、運動不足、食べ過ぎ、ストレス、肥満などが原因で、インスリンが上手く働かずに血糖値が上昇する糖尿病です。

糖尿病の食事療法

糖尿病の食事療法の基本はカロリー制限をしながら、バランスの良い食事を摂取することです。適正なカロリー量は、日々の運動の量や体格によっても違うのでどの程度のカロリーが適正なのかはそれぞれ考える必要があります。大切なのは、極端に偏った食事をすると体調を崩す可能性があるので、あくまでバランス良い食事を摂取することが大切です。また、食事療法は継続していく必要があるので、あまり無理なことをするのは持続することが困難なのでお勧めできません。食材にどのくらいのカロリーが含まれているのかを知ること、体重を日々チェックすること、糖尿病の検査を定期的に行うことなどによって上手く食事を調整していくことが大切です。

糖尿病の治療

糖尿病の治療でまず大切なことは、運動療法と食事療法です。糖尿病のお薬やインスリン治療を行う必要が出てきても、基本的には運動療法と食事療法は行うことが大切です。どうしても、糖尿病のお薬は血糖値が下がりすぎる低血糖を起こすリスクがあります。なるべく運動療法と食事療法を行ってお薬は必要最小限にすることが大切です。

糖尿病のお薬も様々あります。なるべく低血糖を起こしにくい薬剤を選択することも大切ですし、患者様ごとに何が一番安全で良く効くかを考えて薬を選択します。インスリンの治療を行う患者様は、食生活を考えてインスリンの量を調整していきます。

糖尿病の検査

血糖値のチェックを行います。朝ごはんを食べずに採血した血糖値(空腹時血糖)は、正常だと100mg/dl 以下ですが糖尿病・糖尿病予備軍になるとお腹が空いているにもかかわらず血糖値が上昇してきます。1-2ヶ月程度の血糖値の平均値が HbA1c です。基本的に、糖尿病の検査は血糖値とHbA1c を組み合わせて行います。当院では、院内で血糖値とHbA1cを測定することが可能となっており、診断や糖尿病のコントロールに役立てています。

糖尿病はなぜ怖い?

糖尿病を放置すると、様々なトラブルが生じてきます。視力が低下して失明したり、腎臓が悪くなって透析治療が必要になったり、神経痛が出現したりします。また、血糖値が高いことで血管にダメージをあたえてしまいます。脳梗塞や心筋梗塞などの怖い病気が起こるリスクが高まってしまいます。糖尿病によるこれらのダメージは、気づかない間に進行して気づいたときには重篤な状態になってしまうことがあります。早めに、正しく治療することで、糖尿病による身体へのダメージを最小限にしたいですね。

当院では、院内に糖尿病の検査(HbA1c)ができるようになりました。受診時の糖尿病の状態を当日知ることで、検査結果をすぐに治療に生かすことができます。

※ 運動不足、肥満、メタボ などが糖尿病のリスクになります。症状が出ないこともありますので、心配な方はぜひ一度受診してください。将来も健康で過ごせるように、精一杯サポートさせていただきます。

まつもとクリニック

クリニック名
まつもとクリニック(旧 新垣クリニック)
院長
松本 卓也
(日本内科学会総合内科専門医・日本循環器学会循環器専門医)
診療科目
内科・循環器内科・人工透析
住所
兵庫県神戸市垂水区清水が丘3丁目1ー5
TEL
078-784-1701

オンライン診療

再診の方のみ、予約から受診、支払いまでをインターネットを使い、ご自宅等でご利用いただけます。

ネット予約はこちらから
一般診療時間 日・祝
10:00~12:00
16:00~19:00
透析診療時間 日・祝
8:30~14:00
15:00~22:30
車でのアクセス

車でのアクセス

<第二神明道路 高丸インターから約4分>
高丸インターを右折
高丸西交差点を左折
多聞町大門 交差点を左折
直進 約300m 右側に見えてくる寿司屋の横です。

<明石市方面(国道2号線)より約15分>
県道487号から垂水警察署 明舞交番を右折
舞子多聞線を左折
直進 約300m 左側に見えてくる寿司屋の横です。

駐車場あり 17台

電車・バスでのアクセス

電車・バスでのアクセス

<JR神戸線 舞子駅 からバスをご利用ください>
「52番:朝霧駅行き」
「53・54番:学園都市駅行き」
「191番:掖済会病院行き」
に乗車し、「西岡橋」で下車。徒歩1分程度です。