078-784-1701

兵庫県神戸市垂水区清水が丘3丁目1ー5
「舞子駅からバス『西岡橋』下車徒歩1分」
「P17台あり」

当院の透析医療

まつもとクリニックの透析治療

安心して、気持ちよく日々の透析治療を受けるために一番大切なのは、患者様への思いやりの心だと考えています。日々の体調の変化、透析治療の疑問点など気軽に相談できる雰囲気作りを心がけています。医師をはじめ看護師、臨床工学技士すべてのスタッフが患者様に寄り添い、身体の不調や心の訴えに耳を傾ける「暖かい医療」をお届けし、安心して透析治療を受けていただけるように精一杯サポートさせていただきます。

当院の透析の 10 の特徴

1. 医師に気軽に体調の変化を相談できます

当院の透析医療画像1-1

透析に通院される患者様の、日々の体調の変化を気軽に相談していただけるように「話しやすい雰囲気」を大切に診察しています。治療に対する疑問、不安にしっかり寄り添った診療を行っています。

2. スタッフが明るくアットホームな雰囲気で、患者様に思いやりを持って接します

当院の透析医療画像2-1
当院の透析医療画像2-1
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当院の透析医療画像2-4
広く車椅子でも使用しやすいトイレ
広く車椅子でも使用しやすいトイレ
男性更衣室
男性更衣室
女性更衣室
女性更衣室
待合室
待合室

定期的に通院することになる透析室でもっとも大切なことは、スタッフが明るく雰囲気が良いことではないでしょうか。当院では、アットホームで明るい雰囲気を大切にしています。透析治療は、日々の体調の変化、睡眠、排便、食事の量や内容などが影響します。患者様それぞれの性格・生活・家族背景などをスタッフで共有し、相談に乗ったりアドバイスしたりしています。患者様が安心して、気持ちよく透析治療を受けていただけるように、医師・スタッフが全力でサポートさせていただきます。また、患者様だけでなくご家族も治療に対する不安や疑問を感じることも多く、ご家族も含めて透析治療をサポートさせていただきたいと考えております。

3. 柔軟に患者様のご都合に対応します

少しでも早く透析を始めて早く透析治療を終わりたい患者様のために、当院では透析治療を午前8時から開始しております。4時間の透析であれば、お昼過ぎに終わることができるので早く家に帰ってゆっくり家でお昼をとっていただけます。他の病院の受診・旅行・家族のイベント等、透析の日程の変更が必要になることもあると思いますが、当院では可能な範囲でできるだけ患者様のご希望に添えるように調整を行なっております。透析治療を継続しながら生活していくことは色々と大変な局面もあると思いますが、当院は患者様の生活に寄り添いできるだけ柔軟に対応できるように努力しております。

4. 安全な透析治療を提供するための取り組み

当院の透析医療画像9
当院の透析医療画像9
当院の透析医療画像9

透析室で感染症が蔓延しないために、換気システムを導入しています(ダイキン社製)。空調の温度を低下させずに、十分な換気を行うことが可能です。マスクの着用、検温を行い新型コロナ感染症やインフルエンザが蔓延しないように対策をおこなっています。

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当院の透析医療画像9

透析治療を安全に行うために、定期的にカンファレンス・勉強会を行い透析が安全に行えるようにスタッフ全体で研鑽しています。また、透析に使用する「水」についても安全に透析を行うためにはこだわりを持つ必要があります。透析は、腎臓の代わりをする治療方法ですが、この治療にはたくさんの「水」が必要です。水道水から、透析に使用する大量の「水」を作りますが、一般の水道水は、塩素消毒されて細菌は死滅していますが、細菌の死骸に含まれる毒素(エンドトキシン)までは除去されていません。細菌の毒素が透析治療で体内に入ってしまうと、発熱したり、場合によっては血圧低下を引き起こしてしまいます。安全な透析を行うためには、専用の機械を使って水道水から毒素をしっかり取り除き、非常に純度の高い水を作ることが必要です。当院では、安全できれいな透析の水を作るために、熱水消毒型の透析用水作成装置を使用しています。機械の消毒方法としては、塩素酸塩系の消毒薬で行う方法と、熱水を用いた物理的な滅菌方法があります。当院で使用している熱水消毒のメリットとして、確実な消毒効果が得られることや、化学物質を用いないために安全性が高いことが挙げられます。日々、専門のスタッフが、水質チェックと管理を徹底して行なっております。

透析用水作成装置で作られた「きれいな水」を用いて透析液を作成します。透析液には様々なイオンが含まれており、その濃度管理が必要です。当院では院内にイオン濃度をチェックする機器を用いて毎日透析液のチェックを行っております。透析の機械にトラブルが生じると、透析が急にできなくなるリスクがでてきます。当院では「Jモニター」という、インターネットを用いたセキュリティネットワークを採用しています。透析の機械に問題が生じると、24時間スタッフにメールで通知し機械のトラブルを早期にキャッチすることができるようになっています。

5. 患者様ひとりひとりにベストな透析治療を考えます(HDF, 5時間の長時間, β2ミクログロブリン吸着療法, 遠赤外線オンマット)

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析患者様には若くて元気な患者様から、ご高齢の患者様までいらっしゃいます。体格・摂取する食事量や水分量など個人によって違うのは当然のことです。そのため、1回の透析治療で除去する必要がある毒素や水分がそれぞれの患者様で違ってきます。
若い患者様であれば、摂取するタンパク質も多いことから透析でしっかり毒素をとる必要があるため、食事をしっかり摂取される方であれば透析時間を長く設定することを検討する必要があります。また、ご高齢の患者様では若い方と同じ透析を行うと、身体の大切なタンパク質が減ってしまい身体の状態を悪化させる可能性もあることから、透析で使用する膜を変更したり時間を調整したりしていくことが必要です。1回の透析時間は4時間の方も多いですが、5時間に伸ばすことで身体の水分をゆっくり減らしたり毒素をしっかり綺麗にするためにすることに非常に有効です。データや患者様の生活・希望なども加味しながら調整を行なっています。

人工透析には血液透析(HD)と、血液透析ろ過(HDF)の2つがあります。どちらも、身体の老廃物を除去する治療で用います。2つの違いは、HDFは大きな尿毒素を除去する能力が高く、透析アミロイドーシス、透析時の血圧低下、貧血、痒みなどに有効な治療法であると報告されています。ただ、ご高齢の患者様がHDFを行うと身体に大切なタンパク質が減少してしまうため身体に負担になってしまいます。当院では、オンラインHDFを導入しており、しっかりお食事を摂られる患者様にはHDF、ご高齢で栄養状態を保つことが優先される患者様にはHDを選択させていただいたいます。透析を長期間受けると、アミロイドという物質が身体に少しずつ蓄積して手根管症候群などの病気を引き起こします。アミロイドの原因となるβ2ミクログロブリンを吸着する装置を必要な方には使用しております。

それぞれの患者様にとって「よりよい透析治療」が何かを常に考えなるべく「身体に優しい透析治療」を目指しています。患者様にあった透析を行うことで、5年後、10年後のお身体の調子が全く違ったものとなります。透析を受けていても、透析を受けていない方と同じように日常生活を送って頂きたい、同じだけ長生きして頂きたいと考えております。

6. 循環器専門医・総合内科専門医の医師が診療します

日本人の死因の第一位は「悪性腫瘍」、いわゆるガンですが透析患者様の死因の一位は「心不全」です。急性心筋梗塞で亡くなる割合も合わせると、循環器の病気で亡くなる患者様が30%もいらっしゃいます。透析に入る前に、すでに心臓カテーテル治療を受けられている患者様も多くいらっしゃいます。定期的に、心臓超音波検査を医師が直接実施して透析患者様の心臓の機能・弁膜症のチェック・心不全のチェックをおこなっています。透析治療を受けながら、長く元気で過ごしていただけるように循環器医師としての経験と知識を活かしています。また、糖尿病などのご病気のある患者様も多くいらっしゃいます。総合内科専門医が、透析治療だけでなく、身体全体をしっかり診察させていただきます。

7. 通院の負担を減らすように送迎を行なっています

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当院では送迎に対応しておりますので、お問い合わせください。透析可能な範囲は図を参考にしてください。図の範囲外の方でも、対応可能な場合もあるのでお気軽にお問い合わせして下さい。

8. 働きながら透析を受けていただくため、夜間透析を行なっています

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お仕事をしながら透析治療を受けていただけるように、夜間透析を行なっております。月・水・金曜日で行っております。クリニックに駐車場を完備しており、お車でご来院いただけます。高丸インターから4分程度です。透析を開始する時間も、可能な範囲で柔軟に対応させていただきます。詳しくはお気軽にお電話でお問合せしてください。

9. 透析時間を少しでも快適に過ごしていただくための取り組み

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当院ではフランスベット社製の電動ベッドを導入しています。腰痛の対策で、自由に体勢を調整していただけます。また、全てのベットにテレビを設置しており、自由に使っていただけます。また、Wifiがありインターネットも楽しんでいただけます。本を読まれるかたには、本立ても使用いただいております。腰痛や肩の痛みがある方には、遠赤外線ホットパック装置を使用して透析中の苦痛を最小限するようにしています。

10. シャントの穿刺を安全に行うための取り組み

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透析を行う際には必ず「穿刺」が必要で、2本の針をシャントに挿入する必要があります。安全な治療を行う上で、シャントを把握することが大切です。患者様の中にはシャントが時間とともに狭くなってしまい、場合によっては詰まってしまう場合もありますが、早めに対処することでトラブルを未然に防ぐことにもつながります。

毎回の透析で、聴診を行うことがまずは重要です。シャントの音が弱くなったり、音が高調になってきたら注意が必要です。さらに、シャントエコー検査でシャントの状態をしっかり把握しどこで針を刺すと安全で確実に透析を行うことができるのかを検討しています。また、穿刺が難しい方については、エコーを用いた「エコー下穿刺」を実施しています。穿刺のトラブルは、患者様に強い苦痛とストレスとなってしまうので、スムーズで安全な穿刺が行えるように最大限の努力をしております。

まつもとクリニック

クリニック名
まつもとクリニック(旧 新垣クリニック)
院長
松本 卓也
(日本内科学会総合内科専門医・日本循環器学会循環器専門医)
診療科目
内科・循環器内科・人工透析
住所
兵庫県神戸市垂水区清水が丘3丁目1ー5
TEL
078-784-1701

オンライン診療

再診の方のみ、予約から受診、支払いまでをインターネットを使い、ご自宅等でご利用いただけます。

ネット予約はこちらから
一般診療時間 日・祝
10:00~12:00
16:00~19:00
透析診療時間 日・祝
8:30~14:00
15:00~22:30
車でのアクセス

車でのアクセス

<第二神明道路 高丸インターから約4分>
高丸インターを右折
高丸西交差点を左折
多聞町大門 交差点を左折
直進 約300m 右側に見えてくる寿司屋の横です。

<明石市方面(国道2号線)より約15分>
県道487号から垂水警察署 明舞交番を右折
舞子多聞線を左折
直進 約300m 左側に見えてくる寿司屋の横です。

駐車場あり 17台

電車・バスでのアクセス

電車・バスでのアクセス

<JR神戸線 舞子駅 からバスをご利用ください>
「52番:朝霧駅行き」
「53・54番:学園都市駅行き」
「191番:掖済会病院行き」
に乗車し、「西岡橋」で下車。徒歩1分程度です。